今回初めてミステリー小説を読了いたしました!
自分の趣味の一つの読書。その中でもミステリー小説という物を読んだことが無かったので今回読んでみました!
森博嗣先生の作品でも人気がある作品らしく、おすすめのミステリー小説を調べたらちらほらと見掛けたのとタイトルが気になったので読んでみる事に。
ミステリー小説ってことは事件が起きて…誰が犯人か推理しながら読むんだろうなーというのが最初の印象でした。
あらすじとしては…孤島の研究所で天才として隔離されながら生活を送っていた博士。
機械制御の施設で密室のはずの彼女の部屋から出てきたのはウエディングドレスを着た両手両足を切断された死体だった…。
偶然博士に会うために島を訪れていた助教授と教え子がこの密室殺人に挑む…。
という感じでしょうか?
今までファンタジー物を読む機会が多かったのもあってか正直読むのに苦戦しました😅
何と言っても登場人物が多い…そして今作品500ページ近くあるなかなかのボリューム。
最初は登場人物の背景やらのお話から始まり…何やかんやで真相を究明する辺りからは個人的に面白かったです😃
密室なのに何故…正直自分には最後まで犯人分からなくてエッ!この人‥?というちょっと衝撃的なお話でした。
今回読んでみて…多分最初に読むにはハードルが高すぎたかなと😅
難しい!でも読み切った時の達成感は大きかったです!
この作品…研究所内でのお話なんですが、AIによる管理システムやら自動で動くロボット、仮想空間を体験できる機器など出てくるのですが…何がすごいってこの作品が1998年の12月に発刊…まだ携帯電話とか出たか出ないか位な時代にネットワークやらAIやら…考えつくのが凄いです!よね!??
自分は読みながら好きな言葉や気に入った文言があったらメモか付箋を貼りながら読むタイプなのですが、その中でも好きだった所をやんわり抜選すると…
🪶「自然を見て美しいなと思うこと自体が不自然なんだよね〜…」
と。人間が生活環境を繁栄させる為に自然を破壊しているのに、自ら破壊して無くなった物を見て美しいと思う人間の矛盾さ…確かになと。
こんな感じに作者さんの考えが散りばめられているのを見つけるのも面白いですよね!
普段は森見登美彦、伊坂幸太郎、自己啓発本系、を読んだりするのですがまた一味違った思いけど読み切った時の達成感を味わえる作品でした!
何故こういうタイトルなのか…気になる人もいるかと思います!気になった方は是非読んでみてください!